【女性が転職で取得していると有利な資格は?】本当に役立つ資格の紹介

女性が転職活動を始めるときは、心機一転で何か自分ができること、元々興味があったこと、等様々な動機がありますね。

特に、心機一転で何か新しいことを始める場合、自分の年齢も考えながら転職先を考えます。

ここでは、どんな年代の女性でもこの資格を取得していると、転職活動にとても有利な資格を紹介します。

「資格なし」より「資格あり」の方が断然、転職には有利です。

女性は、結婚や出産などライフスタイルの変化も多いです。資格があれば、再就職もしやすく社会復帰もしやすいです!
資格があることで、採用率が高くなることはもちろん転職時の給与(年収)UPも狙えます。

では、さっそく「転職時に女性が取得していると有利な資格」を紹介します。

目次

転職時に女性が取得していると有利な資格

女性 勉強 資格

転職活動の際に以下の資格を持っていると転職活動が有利になります。そして、あなた自身の自信にも繋がります!
ここで紹介するのは、比較的どんな職業でも網羅性のある資格を紹介します。安心できますし実用的です。

  • 日商簿記検定
  • TOEIC
  • 介護事務
  • 秘書技能検定
  • ファイナンシャルプランナー
  • 宅地建物取引士
  • MOS
  • 医療系の国家資格

上記の資格を持っていると、多くの一般企業で採用されやすい資格です。

現在、業種にあまりこだわりがなく様々な企業に応募してみたい方は、とりあえず日商簿記TOEIC秘書検定MOSの資格があると多くの企業で転職の際に有利な資格です。

 

日商簿記検定

簿記とは、資産・負債・純資産の増減を管理し、一定期間内の収益、費用などの記録、管理を「貸借対照表」や「損益計算書」などの特定の表を使って行うことです。つまり、「会社のお金の出入りを記録・管理するための帳簿付けの知識」を身に付けます。

全商簿記もありますが、転職活動でアピールできるのは断然!日商簿記です。
面接官にアピールして効果的なのは2級以上です。1級を持っていると、独立開業できる税理士の受験資格も受けることができますよ。

 

受験料 資格取得までの勉強期間 難易度
3級2,800円 2級4,630円 1級7,710円 50時間~200時間 1級だともっと時間を要する 2級以降は難しめ

勉強する際によく使われるのは通信講座が多いですが独学で勉強する人も多い資格です。

難易度は級や実施回によって多少変動がありますが、合格率が1級で10%前後、2級で10%~25%程度、3級で25%~50%程度のようです。

やはり2級以降は難しいですが、ほとんどの企業で必要とされる資格ですし、正直やりたいことがあまりない方こそこの資格を持っている方が幅広く転職先を見つけられますよ!

 

TOEIC

TOEICは英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力の検定です。

ハイスコアを取っていると、転職先に英語ができることをアピールできます。国際化社会ですし、今では英語ができて当たり前にもなってきました。
英語を使った仕事や海外赴任で仕事をしたい方は取得しておくといいでしょう。
現在、翻訳アプリなどは充実はしているものの、どんな年代になってもどんな社会でもコミュニケーション能力は必要不可欠です。

語学系の資格であるTOEICは、持っているとコミュニケーション能力に長けているのかな、とアピールすることもできます。
TOEICの本も豊富で沢山出ているので独学で勉強もしやすい資格です。

 

受験費用は5,725円です。しかも、インターネットで申し込むと1年後、は割引価格の5,092円で受験が可能です!

企業による、TOEICの目標スコアとして、外資系投資銀行は900点以上、大手総合商社は850点以上、外資系コンサルティングは800点以上、金融・マスメディア・旅行・ホテルは750点以上持っていると有利です。
日系の企業で中途採用の転職で考えている方は、650~800点以上のスコアで履歴書に記載できますよ。

 

介護事務

介護事務は、介護施設のみだけではなく、医療施設でも働くことができる資格です。高齢化社会で医療現場は更に、人手不足が懸念されます。

介護というと、介護職員初任者という資格がありますが体力面で自信がない方にもおすすめしたいのが介護事務です。
基本的にデスクワークなので事務職をしたいけど、人気すぎて求人がない!という方は穴場なのが介護事務でもあります。

介護事務にもいくつか種類があり、取得する資格によって違いがありますが、介護保険の請求事務事務作業全般を行えるスキルを身に付けることができます。

 

受験料 資格取得までの勉強期間 難易度
35,000円~46,000円 3~4か月 低め

受講する講座によって取得できる内容が違いますし難易度も変わりますが、難易度はそれほど高くないのでニーズが介護分野なので持っていると転職に役立ちます。

 

秘書検定

秘書検定は、文部科学省が後援しているスケジュール管理、文書作成、書類整理、電話対応、言葉遣いといった基本的なビジネスマナーのスキルを身に付ける資格です。

この資格を持っているだけで、企業の秘書でなくても様々な職種で採用される傾向が高いです。
他の同僚よりも上司をサポートできますし、接客能力を生かして、ホテルや販売系の仕事でもアピールできます。
電話対応を生かすのであれば、オペレーターの仕事にも就くことができます。

 

受験料 資格取得までの勉強期間 難易度
級によって異なる 2,600円から8,700円 3~4か月 難しめ

秘書検定は、ダブルで級を受験することも可能です。
また、同じビジネス系検定だとサービス待遇検定やビジネス文書検定もありますが、この秘書検定が一番有名で、転職活動にも有利な資格です。

秘書の仕事は、今後「AI化」によってなくなる仕事と言われていますが、業務は限定的になるだけで秘書」自体はなくなりません。
コミュニケーションを円滑にする仕事は、人対人なのでやはり人間の仕事として残ります。

 

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、略名FPよも呼ばれ、米国では医者や弁護士並みに市民権がある金融専門家の資格です。
保険・税金・年金などで身に付けた知識を基に人々のライフスタイルに役に立つアドバイスをします。この資格を取得すると、様々な分野の仕事で活かすことができ、保険会社、金融系はもちろん、不動産や住宅メーカーにもアピールすることができます。
受験料 取得までの勉強期間 難易度
級によって異なる 3,000円~20,000円 6か月 難しめ
2級と3級の試験は学科と実技があり、別々で受験することもできますが、多くの人ははまとめて学科と実技を受験します。

日本では、FPの存在はまだまだ薄いですが、この資格を取得していると様々な可能性が広がるので持っていることをおすすめします。

 

宅地建物取引士

宅地建物取引士は、不動産関係の仕事をする際に役立ち、不動産を取得したり買ったりしようとする人に対して情報を伝える仕事です。不動産取引はとても高額です。

お客様の多くは不動産に関する専門知識や売買経験がほとんどないため、宅地建物取引士でないとできない業務があるくらい重大な資格です。企業からもとても注目度も高い国家資格で、取得しておくだけでも損がありません。

 

受験料 資格取得までの勉強期間 難易度
7,000円ですが、登録料等が別途かかる 3~6か月 高め

宅建士資格試験の受験料は、7,000円(非課税)です。但し、資格を取得した後に資格登録料が別途37,000円の手数料がかかります。
そもそも、資格登録には、宅建業の実務経験が2年以上あるか登録実務講習を修了していないと資格登録ができないのでご注意ください!

手数料などで金額の負担はややありますが、この資格を持っていることで給与が上がるといったメリットもあります。
取得していると転職後の仕事の活躍も期待できます。

 

MOS

MOSとはマイクロソフトスペシャリストの略で、パソコン作業全般に役立つ資格です。
この資格を取得していると、WordやExcelといったパソコン操作ができることを企業にアピールすることができます。
WordとExcelはスペシャリストレベル(一般レベル)とエキスパートレベル(上級レベル)の2種類の科目を用意しており、証明したいスキルによってレベルを選択できます。

 

受験料 資格取得までの勉強期間 難易度
10,584円~ 組み合わせによって変動アリ 1~2か月 低め~普通

現代の社会でパソコンスキルがあるのは当たり前になりつつではありますが、それでも女性は機械に弱いイメージがまだあります。
この資格を持っていると、人気の事務職の転職にも有利なのと、パソコンを使うことはどんな仕事でもあるので取得していて絶対損はない資格です。

 

医療系の国家資格

医療系の国家資格は、今後、機械化が進んでも結局は就職に困らない職業です。

機械を扱う「~~技師」ではなく、看護師などが一生生き残るといわれています。現在も手術は、機械が病気や怪我を場合は治療することはもちろんありますが、患者が入院してロボットに世話を診てほしい患者は急激に増えないと考えられます。

むしろ、今後は患者の心のケアやコミュニケーションに特化した看護師が必要とされます。人道的・倫理的観点からしてみても、人間とのコミュニケーションの大切さがあるからです。

看護師は常に慢性的な人手不足なので、資格を取得していれば専門性の高い職種なだけに食いっぱぐれはない国家資格のひとつです。

 

医療系の資格は、今後も増加していくであろう日本の高齢化社会で必要とされるため持っていて損はない資格です。
雇用の安定性を求めるなら確実に医療系の資格は取得していると本当に重宝します。

同じような観点からいくと保育士の資格も非常におすすめです。保育士の資格は医療系と同じく愛や命を扱う仕事です。やはり対人間でないと、子供の心は成長しません。そういった点からでも、「人の感情と向き合う」仕事は一生困らない仕事です。

 

 

今後、転職で女性が取得していると有利な資格 まとめ

いかがでしたか?

女性は、結婚や出産などライフスタイルが変化しやすく転職する機会も多いです。
自分がやりたい仕事がある方はその職種で何が一番求められるスキルかの優先順位が知ることです。
そうすれば、転職で有利な資格取得へ向けたアクションが取りやすいでしょう!

特に就きたい仕事が特にこだわりがなく、転職したい方は上で紹介した資格を持っていると企業からの注目度が高い資格なので、面接の際にも強くアピールしやすいです。
これからの日本は、「AI化」と「超高齢社会」が更に加速していくこは間違いないので、
機械では補えない仕事と介護・医療系の仕事や業界は、とりあえず抑えておくと転職する際にはあまり困らないはずです!

また、自分の趣味や好きなことを突き詰めたことで資格を取得するのもアリです。
特にクリエイティブな業界を希望しているのなら、周りが取得していないような資格があると面接の話しの時に印象づけることができます。

社会のニーズに自分が応えていくことが女性が転職活動で成功する秘訣です。